WORK CASE

九州・関西支店の立上げから事業推進代行で新たな運営方法
~メーカー営業人材の育成で取引先との関係構築を深める~

メーカーの地域展開を支える営業・人材・バックオフィスの連携

メーカーがスケールするタイミングでは、費用・人材・時間の不足から地域でのケアが後手に回ることがあります。
特に新規立ち上げメーカーでは、関係性を強化するために対面営業が求められることも少なくありません。
私たちは、販路拡大に必要な営業推進から、バックオフィスの支援、人材育成まで、東京本社と連携しながら各地域で実施しています。具体的には、
①営業代行と関係構築による短期支店化で、リモート営業が当たり前になるまでの関係構築や情報精査、マーケット調査・販路拡大をサポート
②弊社人材を中心に取引先人材を育成し、将来的に地域対応を円滑に進められる体制を構築
③バックオフィス業務も本社と連携して遠隔でもミスの起きないスキーム化を実施。
これらの仕組み化により、関西と九州での出荷実績は前月比200%を継続的に達成しています。

支店立ち上げと物流体制で実現する、個人とチームの成長

営業稼働の質を高めるため、支店立ち上げに合わせて機能的な物流倉庫を最小限のコストで整備しました。
それぞれの社員が、なぜその業務を行うのか、どこを目指しているのかを明確に理解できるようにし、自ら考え動ける余白を持たせています。
ルーティン業務の中にも工夫を取り入れることで、一定の成果を継続しつつ、個々の成長ややりがいにつなげ、会社全体の成長へと結びつけています。
社員一人ひとりが「誰のために、何のために、どうなってほしいか」を考え、工夫しながら行動できるチームづくりを推進しています。

社内指針の明確化でスピードとモチベーションを最大化

今回の取り組みでは、社内の経営方針やビジョン、行動指針に曖昧な部分があったため、全社員が理解できる形に整理し、周知徹底したうえで支店を立ち上げました。
指針が明確であることは、社員のモチベーションや活動速度に大きく影響します。
目指す方向だけでなく、日々の業務で守るべき細かなルールまで整えることで、活動のスピードを落とさず、円滑に進めることが可能になります。
また、取引先との良好な関係を築くためには、社外と社内への意識のバランスを保つことが重要です。
目標設定を明確にし、社内一丸となって取り組むことで、利益率の高い健全な企業運営を実現してまいります。